【ネタバレ】「シン・ゴジラ」逆バコ

2016年日本 119分

監督・脚本:庵野秀明

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とにかく展開が早い

1、2分おきに展開してる

注意!)以下、ネタバレ全開

ログライン:

突如出現した巨大生物に首都機能を破壊され、政府高官とその仲間は自力で事態を収束させようとする

 

構成:

東京湾から上陸した巨大不明生物に翻弄される日本政府:27分

②再上陸に備え巨災対が結成される:19分

ゴジラ再上陸、圧倒的な力に蹂躙される首都:21分

④タイムリミットが迫る中、ゴジラを阻止する作戦を立てる巨災対:33分

⑤死力を尽くしてゴジラを凍結する巨災対:13分

 

序盤のドライブ感が半端ないだけに、中盤以降がちょっとダルい

最後の幕切れがややあっけないかな

 

逆バコ:

数字…そのシーンが開始する時点のタイムカウント(分)

 

東京湾から上陸した巨大不明生物に翻弄される日本政府

00 タイトル

01 東京湾。海保が持ち主のいない漂流ボートを調査中、謎の海水噴出が起きる

02 矢口に事態を報告する志村

03 官邸対策室。トンネル内で異音を聴く避難者。動画サイトでそれを見る矢口

04 総理レク。原因の特定に紛糾。不明生物の存在を示唆する矢口だが否定される

05 発言を慎むよう赤坂から警告される矢口

06 閣僚会議。里美は不在。噴火が沈静化する中、改めて不明生物の存在を説き、咎められる矢口。

07 しっぽゴジラ(第一形態)が出現。閣僚会議を中断するよう指示する官房長官「テレビつけて」

08  総理執務室。「巨大不明生物」への対策は静観、捕獲、駆除、湾外に追い出す。湾内での火器使用をしぶる防衛省。ケース別の対策を指示する矢口に官僚たち「それ、どこの役所に言ったんですか?」

10 ゴジラ多摩川? 河口に移動。御用学者の有識者会議に得るものはなかった。

12 志村「こんなことしてる場合かよ」船を巻き上げ遡上していくゴジラ

総理「すぐに話のわかるやつを呼んでくれ」→志村のツテでヒロミが呼ばれる。

ヒロミ登場。映像を見て上陸、歩行の可能性を示唆するものの、否定される。

呑川を遡上するゴジラ。すでに住民に被害が出ている。

14 首相会見。上陸の可能性を否定した直後、「えっ、蒲田に」

蒲田。逃げ惑う市民の奥に蒲田くん(第二形態)の全容が。

緊急対策会議の準備会議。煩雑な手続きに官僚たち愚痴りつつ「民主主義の根幹だよ」

官房長官会見。注視する市民たち。すでに死者も出ている。

家をなぎ倒し、品川に進むゴジラ。「3時間あれば首都圏を縦断します」

避難マニュアルに愚痴る小塚知事。自主避難

自主避難する住民、誘導する消防隊員たち

マンションをなぎ倒すゴジラ

治安出動を要請する都知事。防衛出動の方がいいと都の職員。「総理は渋るよな」

19 総理執務室。災害緊急事態の布告を迫られ、渋る総理。「今ここで決めるのか!?」

ニュース。災害緊急事態および武力行使命令を報じるリポーター

21 防衛省。作戦を練る官僚たち

防衛省による回転翼機による作戦を渋りつつ承認する総理

木更津基地。「ローテでいきます。覚悟はできてます」

エレベータ。無責任に胸をなでおろす閣僚たちへ、苦言を呈する矢口。

 北品川。避難する住民たち。

混乱する避難指示。

なにかを感じ、停止する蒲田くん。

体表に変異を生じながら身を起こす。「(ゴジラの鳴き声)」

吹き飛ばされる京急車両。

25 現着する自衛隊ヘリ。赤い蒲田くん(第三形態)の形状に戸惑う隊員たち。

26 射撃を準備する隊員。だが、逃げ遅れた住民が。

中止命令。

 

②再上陸に備え巨災対が結成される

27 平穏を取り戻した東京。

災害現場を視察する矢口一行。

「驕るな矢口」瓦礫の山に手を合わせる矢口

30 ケース別にゴジラ再上陸に備える自衛隊

防衛拠点は関東に偏っている「国を護るって大変ですね」

31専従調査班・巨災対の人選を泉に依頼する矢口

矢口の下にはみ出し者を集めた巨災対が結成

有能だがくせ者ぞろい・アメリカの関与を示唆・核分裂の可能性を示唆

33 米空母の離脱により都内の放射線量の上昇が発覚

放射線サーベイデータがゴジラの移動ルートと一致「ごめんなさい」

長官に報告する矢口

ローズアメリカ大統領と電話会談

大統領特使・カヨコが矢口に面談

牧ごろう元教授の捜索を依頼

カヨコと矢口が似ていると話す赤坂と長官

牧の捜索を指示する警視総監(?)

教授の足取りの代わりにDOEの研究データを渡すカヨコ

巨災対とカヨコ。教授が名付けた「ゴジラ

39巨大不明生物を「ゴジラ」と呼ぶことに決まる

牧の調査をジャーナリスト・早船に依頼する志村

40 海洋投機された放射性物質を餌とするゴジラを調査していたDOEと牧教授

教授の遺品の謎の解析表が発見される

42 あなたの国は誰が決めるの?

ゴジラの体内には未知の新元素があり、米国の目的らしい

43 首相会見。放射線数値に関する発表

ゴジラは地球上でもっとも進化した生物と

44 体内冷却システムの強制停止案「矢口プラン」が決定

デモ。昼夜を問わず研究に没頭するメンバーたち

45 泊まり込みの矢口以下。ヒロミ「正直、服も部屋も少し匂います」

 

ゴジラ再上陸、圧倒的な力に蹂躙される首都

47 さらに巨大なゴジラ(第四形態)が鎌倉に再上陸

48 初上陸より進化したゴジラ

49 ゴジラ都内侵入の可能性「どうしていつもこっちに来るんだ!」

51 作戦部隊の配置と住民の避難完了。首相が自衛隊の作戦を許可する

ヘリ部隊と戦車部隊によるタバ作戦開始

武器の使用を許可する首相

ヘリの機関砲で様子を見るが、効果はない

54 首相が自衛隊に武器の無制限使用を許可

ミサイルも効果なし

戦車による射撃が功を奏し、ゴジラの足止めに成功

空爆を受けたゴジラ、鉄橋をはね飛ばし、戦車部隊は壊滅

首都圏に侵入するゴジラ

作戦続行を断念する内閣

「気落ちは不要。攻撃だけが花じゃない」

「外からの攻撃で倒せたら苦労はしません」「まさに人知を超えた完全生物か」

60 米軍への駆除要請、空爆範囲が広過ぎて、民間人を地下に退避させる

61 混乱する赤坂の大通り

 官邸の放棄を提言され、内閣首脳の離脱が決まる

62 内閣が官邸からヘリで退去、矢口たちは別ルートでの移動することに

「後で会おう」「這ってでも行きます」

63 グリッドロック状態の赤坂、車から下りてゴジラを肉眼で見る矢口

 米軍の地中貫通弾で出血するゴジラ

 ヘリに乗り込む首相以下

64 ゴジラの体が発光、放射能ビームを吐く

 米軍の第二波爆撃もビームで撃破される

 カヨコ「ゴジラ…まさに神の化身ね」

66 ゴジラのビームで首相以下内閣のヘリを直撃

 眠りにつくゴジラ

 

④タイムリミットが迫る中、ゴジラを阻止する作戦を立てる巨災対

67 深刻な放射能汚染のニュース。政府機能も麻痺するが、臨時内閣は立川に移管

68 立川に到着した矢口と志村を出迎える泉

69 何気ない言葉に激高し、泉に諌められる矢口「矢口。まずは君が落ちつけ」

71 新総理は元農水大臣の里見に決定。とぼけたキャラクターの里見

73 生き残った巨災対のメンバーが立川に到着。凍結プラン再始動

75 カヨコも立川に到着。米国の研究チームが巨災対に参加

77 米国がゴジラへの核攻撃を検討

80 首相が核攻撃を承認「こんなことで、歴史に名を残したくはなかったナー」

82 核攻撃の前に凍結プランの完成を目指す巨災対

86 首都圏住民の大規模な疎開が開始

89 ジャーナリストからの牧教授のヒントを手がかりに、ゴジラの謎の真相に到達する巨災対

92 矢口プランが首相に承認される「そろそろ好きにされたらどうでしょう」

93 ゴジラ凍結作戦=ヤシオリ作戦の立案。「礼はいりません。仕事ですから」

96 出世を犠牲に、ヤシオリ作戦を支援するカヨコ。米軍との共同作戦となる

98 自ら作戦の前線に赴く矢口「この国の力は現場にある」

 

⑤死力を尽くしてゴジラを凍結する巨災対

100 ヤシオリ作戦開始。犠牲を厭わず、米軍無人機、新幹線爆弾、ビルの爆破、在来線爆弾なども駆使してゴジラを倒し、ポンプ車による凝固剤の投与に成功

108 ゴジラの凍結に成功。里見は臨時総理代理としてフランスを説得していた

110 里見のプランによる復興への道程を語る赤坂。「スクラップ&ビルドでこの国はのし上がってきた」

112 カヨコに自分の責任について語る矢口。「牧と同じく、好きにすれば」

113 屹立するゴジラを見つめ、誓う矢口「だが今は辞めるわけにはいかない」

113 エンドロール

119 END